スポーツ遺伝子検査のACTN3(筋繊維)について
アスリート&スポーツ遺伝子検査では、ACTN3という遺伝子を調べています。
筋繊維に関わる遺伝子となります。
この遺伝子によって、向いているスポーツやトレーニングのヒントになります。
筋肉の繊維には速筋と遅筋に分けられます。
速筋・・・瞬発力に優れている
遅筋・・・持久力に優れている
筋肉は、筋繊維が集まって構成されているおり、筋肉には個人によって速筋繊維と遅筋繊維の割合が異なり、その割合によってタイプが異なってきます。
ACTN3遺伝子は、RR型、RX型、XX型の3パターンがあります。
RR型の特徴
・速筋は強い力を発揮でき、持続力は弱い特徴がある。
・瞬発力やパワーの種目に適した筋肉である。
・筋肥大しやすい筋肉である。
トレーニングのポイントとしては、
10回以下の高負荷トレーニングを行うことで筋肥大しやすく、さらなるパフォーマンスを発揮する。
持久力系は弱さがあるため、強化が必要になる。
となります。
RX型の特徴
・速筋と遅筋の中間のタイプでバランスが取れていて万能型である。
・速筋繊維はトレーニングになって、ミトコンドリアを増加させることができるので、持久力系の向上は期待できる。
トレーニングのポイントとしては、
万能型なのでどちらも強化できる。
通常は10-15回のトレーニングが適しているが バランス型は持久力も向上できるので、20回以上のトレーニングも強化ポイントとなります。
XX型の特徴
・遅筋は強い力は発揮できず、持久力が高いという特徴がある。
・持久力系の種目に適している。
・遅筋にはミトコンドリアが多くあるため、エネルギー代謝が良く太りにくいと言われている。
トレーニングのポイントとしては、
遅筋型は筋肥大しにくいため、意識して食事やタンパク質の摂取をしないと痩せてしまう。
20回以上のトレーニングが効果的に行える。
意識して強化したいのは、10回以下のトレーニングを実施して対応することも必要となる。
以上のように、自分自身のACTN3遺伝子を知っておくことで、やるべきことが明確になってきます。
効率よくトレーニングを行う上で、知っておいて損はないでしょう。
アスリート、ジュニアアスリートにオススメです!
今後、スポーツ遺伝子検査では、柔軟性や疲労回復という項目も追加予定です!
乞うご期待!さらにアスリートの皆さんに活用いただけるサービスを目指していきます。
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