腸内細菌は持久運動パフォーマンス向上に貢献する
2023年1月26日にプレスリリースが出された、論文が非常に興味深いです。
ヒト腸内細菌の1種が持久運動パフォーマンスの向上に貢献
―腸内フローラと運動能力の関係が明らかに―
というものです。
リンクは下記参照
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20230126-3/pdf/20230126-3.pdf
箱根駅伝で有名な青山学院大学の選手たちの腸内細菌を調べると一般の人と比べて、バクテロイデス ユニフォルミスという細菌の割合が多いということが判明したようです。
メカニズムとしては、この細菌によって腸内で産生される酢酸とプロピオン酸が運動中の肝臓におけるグリコーゲン分解と糖新生を促進し、運動に必要なグルコースを全身に供給しているとのこと。
この菌以外にも、長距離選手の腸内環境には特徴があるという研究も多くあります。
腸内環境と持久力に相関があるのは間違いないので、選手たちにとってやるべきことが明確になると思います。
市民ランナーの皆さんにもこの情報を知って欲しいです。
なかなか日々の食生活を改善するのは難しいですが、バクテロイデス ユニフォルミスを増やす。という明確な目的をもって食生活改善に取り組んでみるのも面白いでしょう。
そして、この菌を増やすには、α-シクロデキストリン(難消化性水溶性食物繊維)を摂取すると良いと言われています。
サプリも多数販売されているので実践してみては?
そして、そもそも自分の腸内にバクテロイデス ユニフォルミスがどれだけ存在しているのか?
を知ることから始めるべきですよね。
なんと、弊社の腸内環境検査で調べることが出来ます!
これは、私自身の結果です。
ご興味ある方は、ぜひお声掛けください!
マラソンをする方々は、検査オススメです!
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