肉?魚?どっちを食べるべきでしょうか
筋肉をつけるためには鶏肉を食べましょう!
健康のためには肉ではなく魚がいいです!
など、肉と魚にはいろんな説があり、どっちを食べた方が自分には良いのか、よく分からないですよね。
今回は肉と魚について、メリット・デメリットについてお話ししたいと思います。
まずは【肉】についてです。
肉のメリットは、やはりタンパク質を摂りやすいことでしょう。
良質なタンパク質を摂取できるため、筋肉をつくることはもちろん、骨や血液などの体をつくるのに効率が良いです。
ビタミンB群などの代謝に関係しているビタミンが多く含まれているので、ダイエットにもおすすめです。
デメリットは、脂肪酸やカロリーを多く含むことです。
肉に多いステアリン酸やオレイン酸はLDLを低下させると最近の研究でわかってきましたが、脂肪は1g9kcalと高カロリーなため、バラ肉などの脂っぽい肉の食べすぎは肥満を引き起こしやすくなります。
唐揚げなどの揚げ物や脂身の多い肉を控えめにして、赤身の肉や、ゆでて余分な油を落とすことで、タンパク質などの栄養素をとりながら、カロリーを落とすことができます。
次は【魚】についてです。
魚のメリットは、肉に比べてカロリーが低く、タンパク質やオメガ3脂肪酸を多く含むことです。
オメガ3はコレステロールの改善だけでなく、血液をサラサラにするため、血圧にも効果があると言われています。
デメリットは処理が面倒なことや、水銀などの汚染物質の問題でしょう。
今は処理済みな魚も多くありますし、缶詰などの加工されたものでも、魚を食べないよりも食べたほうが良いでしょう。
また、汚染物質についても魚だけが突出して高いわけではなく、汚染物質による脂肪リスクよりも魚を食べたことでの健康改善効果の方が有効であるという研究結果も出ています。
サラダにツナ缶をプラスする、お昼は焼き魚定食にするなど、簡単なところからでも良いので、魚を食べる機会を増やしていけるといいでしょう。
このように結局のところ、肉も魚も食べすぎなければ、健康には良い効果が期待できる食品なのは間違いないです。
どっちが良い悪いと簡単に言えるものではないです。
どちらか一方に偏りすぎず、まんべんなく食べることをオススメします。
もちろん大豆や野菜などの植物性食品もとても健康的な食品ですので、合わせて摂取するようにしましょう。
遺伝子栄養検査では、生まれ持った体質として、三大栄養素の代謝リスクが明らかになります。
食べる順番や摂取を増やした方が良い食材などのヒントになります。
気になる方は、ぜひお問い合わせください。
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